ホルモンの乱れが関係する女性のうつ

不眠症や倦怠感、物忘れなどの症状のほかに、引きこもりや自殺願望が強くなるなど精神的不安定な状態が続くのがうつ病です。やたらと気分が高まる躁状態のときと落ち込みがひどいときとの波があり、気を付けなければ自分を責めてリストカットなどをすることもありえます。

この病気は自律神経やホルモンの乱れとも関係しており、特に女性の場合は生理前や出産後、更年期などの時期にうつ症状が起きやすくなります。生理の1週間前に何かとイライラしたり急に涙が出てきたりするのも、女性ホルモンが乱れていることが原因で、これは生理前症候群と呼ばれています。生理前症候群は生理が来るとだんだんと症状が改善されますが、うつ病の場合は気分の落ち込みや精神の不安定な状態が長く続くので注意が必要です。産後や更年期も、一時的な落ち込みではなくずっと不安定な状態が続くようであれば、きちんと病院を受診するようにしましょう。

その他、日常生活の中で不眠が続く際は、この病気の前兆である場合も多いです。早めの発見と治療こそが回復にもつながります。また、完璧主義や頑張り過ぎる人はこうした症状が出やすい傾向にあるので、適当に手抜きをしたり自分に合った気分転換方法を見つけたりするようにしましょう。ストレスを溜めないことも、この病気の予防につながります。パートナーや家族の理解と協力も重要であり、自分1人で抱え込むのではなく時には家族を頼って自分をいたわるようにしましょう。

自律神経の関係もあり、うつは男性に比べて女性が多いと言われています。特に女性は家事や育児に加えて仕事もしていたりと、忙しい毎日を送っているため自分のことは疎かになりがちです。「最近元気がないな」と感じている方は、女性に多いうつ症状をチェックしてみた方がいいでしょう。

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